囲碁のルールと打ち方
囲碁(英語でGo、韓国語でバドゥク、中国語でウェイチー)は、黒と白が交互に盤の交点へ石を置き、相手の石を囲んで取りながら、より広い盤面を自分のものにしようとする二人用のボードゲームです。Ttakjiでは9路盤、中国ルールの数え方(石+地)、コミ7目で打ちます。2人が続けてパスすると終局し、サーバーが自動で数えます。
- 数え方: 盤上の石 + 囲んだ空点(中国ルール)。
- コミ7目は白に。同点は持碁(引き分け)。
- コウ: 以前と同じ盤面に戻す手は打てない(スーパーコウ)。
- 自殺手の禁止: 相手の石を取らない限り、呼吸点のない所には打てない。
- 2人が続けてパスすると終局し、サーバーが数える。
碁盤
盤は縦9本と横9本の線が交わる81の点でできています。石はマス目ではなく交点に置きます。5つの黒い点は星で、位置の目印にすぎず、特別なルールはありません。列はIを除くAからJ、行は下から1〜9と呼ぶので、点はD5のように表します。
打ち方を順番に
- 空の9路盤から始めます。黒が先に打ちます。
- 自分の番では、空いている交点に自分の色の石を1つ置くか、パスします。
- 置いた石は動きません。線でつながった同じ色の石はひとまとまりになり、となりの空点(呼吸点)を共有します。
- 自分の手で相手のまとまりの最後の呼吸点をふさいだら、その石を盤から取り除きます。
- 相手の石を取る場合を除き、自分の石の呼吸点がなくなる所には打てません。また、以前の盤面をくり返してはいけません(コウ)。
- 打つ意味のある所がなくなったらパスします。2人が続けてパスすると終局です。
- 石と囲んだ空点を数え、白はコミ7目を足します。多いほうが勝ち、同じなら持碁です。
呼吸点
呼吸点とは、石と線でとなり合う空点です(斜めは含みません)。線でつながった同じ色の石はひとまとまりで、呼吸点をすべて共有します。石1つなら、中央で4つ、辺で3つ、隅で2つの呼吸点があります。
石を取る
呼吸点が1つだけ残ったまとまりはアタリです。相手がその最後の呼吸点に打つと、まとまり全体が取られて盤から取り除かれます。取った石の数は表示されますが、中国ルールの数え方では取った石そのものは得点にならず、盤上で確保した場所が得点です。
自殺手の禁止
置いた瞬間に自分のまとまりの呼吸点がなくなる手(自殺手、着手禁止点)は打てません。ただし、その手で相手の石を取れるなら打てます。取った石が先に取り除かれ、呼吸点ができるからです。
コウ
コウは、2人が石1つを交互にいつまでも取り合える形です。コウで取られた直後、相手はすぐに取り返せません。まず別の所に1手打ち(コウ立て)、盤面が変わってから次の番以降に取り返せます。
Ttakjiではこのルールの一般形(スーパーコウ)を使います。その対局ですでに現れた盤面をもう一度作る手は打てません。盤には、今このルールで打てない点に小さな四角が表示されます。パスはいつでもできます。
二眼: 石が生きるには
眼とは自分の石に囲まれた空点です。離れた眼を2つ持つまとまりは決して取られません。相手がどちらの眼に打っても、呼吸点がなく何も取れない自殺手になるからです。眼が1つだけのまとまりは、外側の呼吸点をすべてふさがれると取られます。
セキ: 両方が生きる形
セキは互いに生きている形です。二眼のない2つのまとまりが最後の呼吸点を共有しているため、先にそこへ打ったほうが自分からアタリになって取られます。だからどちらも打たず、両方とも生きた石として残り、共有の呼吸点(ダメ)は誰の得点にもなりません。
終局のしかた
石を置く代わりにパスできます。パスも1手で、自分の番を使います。2人が続けてパスすると終局し、数えます。
- 続けて2回のパス: 盤を数えます。
- 投了: 相手の勝ちです。
- オンラインでは、パスを含めて1手30秒。時間切れは負けです。
- 引き分けの提案を受け入れると引き分け。
- 合計300手になると、2人がパスしたものとして数えます。
パスする前に、Ttakjiは「今終わったら: 黒 41 – 白 47 (コミ7)」のようなプレビューを表示します。相手がパスすると自動で表示されます。数え方に納得できなければ、パスせずに打ち続けてください。
数え方
Ttakjiは中国ルールと同じく、石と地を合わせた広さで数えます。盤上の自分の石と、自分の石だけに囲まれた空点がそれぞれ1目です。黒白両方に接する空点(ダメやセキの共有点)は誰のものでもありません。最後に白がコミ7目を足します。
明らかに死んでいる石は数える前に取り除かれ、その場所は囲んでいる側の得点になります。これは両方の画面で同じになる決まった計算で判定します。明らかに死んだまとまりだけを取り除き、判断の分かれるまとまりは生きた石として数えます。
最後まで打ち切りましょう: 中国ルールの数え方では、自分の地の中に打っても死に石を取っても損はありません。プレビューが相手の死に石を生きた石として数えていたら、パスせずに先に取ってからパスしてください。そのためTtakjiには死に石を指定する手順がありません。
コミ: 白が7目もらう理由
先に打つ黒が有利です。これをならすため、白はコミとして7目を受け取ります。強力なオープンソースの囲碁プログラムKataGoの9路盤の序盤分析では、最善の手順で中国ルールの数え方なら黒が約7目リードして終わるため、7目で公平になります。
コミが整数なので同点になることがあります。同点は持碁(引き分け)です。めったにありませんが、レーティングでも引き分けとして扱います。
中国ルール(石+地)と日本・韓国ルール(地): 勝敗はほぼ同じ
日本・韓国のルールは地(囲んだ空点)と取った石(アゲハマ)を数えます。ここで使う中国ルールは、自分の石と囲んだ空点を数えます。2人が置く石の数はほぼ同じなので、どちらの数え方でも勝敗はほとんど変わりません。
| 項目 | 中国ルール(Ttakji) | 日本・韓国ルール |
|---|---|---|
| 数えるもの | 自分の石 + 囲んだ空点 | 囲んだ空点 + 取った石 |
| 取った石 | 数えない(表示のみ) | 1つ1目 |
| 自分の地の中に打つ | 損なし | 1目の損 |
| 終局時の死に石 | 自動で取り除く。先に取ってもよい(損なし) | 2人の合意で決める |
| 9路盤のコミ | 7目(持碁あり) | ふつう6目半(持碁なし) |
2つの数え方の1目ほどの差は、最後の石をどちらが置いたかやダメから生じます。勝敗が変わることはまれです。
基本の作戦
9路盤で初心者の対局に勝つための5つの考え方:
まず隅から
隅では2つの辺が味方になるので、いちばん少ない石で地と二眼が作れます。9路盤ではC3、G3、C7、G7と中央のE5がよい第一手です。
二眼を作る
攻める前に、自分のまとまりがそれぞれ離れた眼を2つ作れるか、生きているまとまりとつながっているかを確かめましょう。
自分の眼はつぶさない
自分の眼をつぶすと眼が1つになり、取られてしまうことがあります。中国ルールの数え方でも得はありません。
アタリとシチョウ
相手の石をアタリにするのは、簡単に逃げられないときだけにしましょう。シチョウは、逃げる石が呼吸点を1つずつしか増やせず辺まで追われる形です。始める前に、逃げ道に相手の味方の石がないか読みましょう。
パスの前に数える
パスする前にプレビューを見ましょう。死に石がまだ生きた石として数えられていたら、先に取りましょう(損はありません)。まとまりの間のダメも埋めましょう。中国ルールの数え方では、埋めたダメ1つが1目になります。
囲碁と五目並べの違いは?
囲碁と五目並べは同じ石を似た盤に置きますが、目的が違います。五目並べはちょうど5つを一列に並べれば勝ちで、石を取ることはありません。囲碁は地を囲んで石を取り、最後に数えて勝敗を決めます。
Ttakjiでの対局
- AI対局には時計がありません。黒・白・ランダムを選べ、最後の1手(石かパス)を待ったできます。レベルはやさしい・ふつう・むずかしいで、むずかしいは初心者や気軽に打つ人には強い相手です。
- オンラインと友達対局: 1手30秒で、パスも30秒の1手です。時間切れは、盤上でリードしていても負けです。
- 接続が切れても時計は進みます。時間内に再接続すれば続けられます。
- 色はランダムで、再戦のたびに入れ替わります。コミは常に7目で、置き碁はありません。
- 投了や引き分けの提案ができます。2人がパスするとサーバーが数え、2人とも同じ結果が表示されます。
- ランク戦(Googleでログイン)は1,200から始まるEloレーティングと9路盤のランキングを使います。持碁は引き分けとして扱います。
よくある質問
Ttakjiの囲碁は無料ですか?インストールは必要ですか?
はい。無料で、インストールせずにブラウザで遊べます。ニックネームを決めるだけで、AI、ランダムな相手、リンクで招いた友達と打てます。Googleでのログインが必要なのはランク戦とランキングだけです。 ほかのプレイヤーが見つからないときは、ランダム対戦の相手の一部がAIになることがあります。
どのルールですか?中国ルール、日本ルール、韓国ルールのどれ?
9路盤で中国ルールの数え方(石+地)を使います。盤上の石と囲んだ空点を数え、コミは7目、以前の盤面をくり返す手は禁止(スーパーコウ)、自殺手は禁止、2人が続けてパスすると終局です。日本・韓国ルールは地と取った石を数えますが、勝敗はほとんどの場合同じです。
囲碁の終わり方は? いつ終局しますか?
2人が続けてパスすると終局し、サーバーが数えます。打っても得にならなくなったらパスしますが、中国ルールの数え方ではその前にまとまりの間のダメも埋めましょう。投了、オンラインでの時間切れ、引き分けの合意、300手の上限でも対局は終わります。
勝敗はどう決まりますか?(数え方)
盤上の自分の石1つと、自分の石だけに囲まれた空点1つがそれぞれ1目です。明らかな死に石は先に取り除き、白はコミ7目を足します。例: 黒45目、白36 + 7 = 43目なら黒の2目勝ちです。
コミとは? なぜ7目なのですか?
コミは後から打つ白が受け取る目数です。強力なオープンソースの囲碁プログラムKataGoが9路盤の序盤を分析した結果、最善の手順で中国ルールの数え方なら黒が約7目リードして終わるため、コミ7目で公平になります。持碁をなくすため7目半を使うところもありますが、Ttakjiは持碁を認めています。
持碁(引き分け)はありますか?
あります。コミ7目なので、44 – 44のように同点なら持碁(引き分け)です。めったにありません。2人が合意した場合も引き分けです。レーティングでも引き分けとして扱います。
終局時に死に石を指定できないのはなぜ?
Ttakjiが自動で数えるからです。2回のパスのあと、決まった計算で明らかに死んだ石だけを取り除き、判断の分かれるまとまりは生きた石として数えるので、両方の画面で同じ結果になります。プレビューで死に石が生きた石として数えられていたら、パスする前に取りましょう。中国ルールの数え方では損はありません。
なぜ19路盤ではなく9路盤なのですか?
9路盤なら1手30秒で5〜15分ほどで終わり、石を取る、コウ、死活、数え方といった本来の囲碁のルールをすべて使います。初心者が最初に打つことの多い盤でもあります。
囲碁と五目並べの違いは?
どちらも黒と白の石を盤の交点に置きますが、目的が違います。五目並べはちょうど5つを一列に並べれば勝ちで、石を取ることはありません。囲碁は地を囲んで石を取り、最後に数えて勝敗を決めます。Ttakjiでは五目並べも遊べます。
コンピューターと1人で打てますか?AIの強さは?
はい。AIはブラウザ上で3段階で動き、アカウントは不要です。やさしい・ふつうは初心者向け、むずかしいは初心者や気軽に打つ人には強い相手ですが、強いアマチュア有段者ほどではありません。AI対局では最後の1手を待ったできます。